ちょっと待って!もしかしてそれ、PMSではない可能性も!

月経中(生理中)の辛い症状は、PMSではなく「月経困難症」?症状や原因、ピル(薬)・漢方薬など治療法は?生理痛とは違う?

生理の周期やホルモンのバランスによって、女性の身体は常に変化しとてもデリケート。

生理周期ひとつとっても、体の疲れや精神的なストレスなどですぐずれやすかったり、遅れてしまったりと、毎月毎月なにかと悩まされがち...。


男性にはなかなか理解してもらえないことも多いですが、生理痛や月経困難症、PMS、PMDD、更年期障害など、女性特有のお悩みや病気って、本当にいろいろなものがありますよね。(;´Д`)



PMSについてはこちらのページ「PMS/生理前(月経前)症候群」とは?もしかしてPMS?代表的な症状のチェックシート、PMDDについてはこちらのページ心の症状がヒドイ...「PMDD(月経前不快気分障害)」とは?PMSとの違いと対処法で解説しています。

このページでは、生理痛や月経困難症についてお話していきたいと思います。


「月経困難症」ってどんな病気?


生理(月経)のときに、お腹が痛かったり腰が痛かったり...。
婦人科への相談内容にも多い、この生理期間中に現れる「生理痛(月経痛)」。

この「生理痛」というのは、剥がれ落ちた経血を押し出そうとするときの子宮の収縮や、骨盤のうっ血などが原因とされており、ただ単に生理痛といっても、生理中に痛いと感じる場所や痛みの強さなどにも個人差があります。


生理痛には、腹痛や腰痛をはじめ、頭痛や下痢、むくみ、眠気、イライラなどさまざまな症状があります。



生理痛を感じている女性が多いとはいえ、この生理痛の中でも仕事に行けないほど寝込んでしまったり、家事が出来ないほど辛いなど、日常生活に支障をきたすほどのものを、「月経困難症」といいます。

「私は生理痛がひどすぎるだけ...」と思っていたら、実は月経困難症だった!なんて可能性もあるんですね。


「月経困難症」には、2つのタイプがある


月経困難症は、「機能性月経困難症」と「器質性月経困難症」の、2つのタイプにわけられます。

★機能性月経困難症
機能性月経困難症とは、経血を押し出すときの子宮の収縮や骨盤のうっ血などが原因で、月経困難症ではあるものの、特別病気(疾患)があるわけではないタイプです。

原因には、子宮の収縮などの他に、子宮が未熟であること、ホルモンバランスの乱れ、冷え、ストレスなどもあると言われています。


★器質性月経困難症
器質性月経困難症は、「子宮内膜症」や「子宮筋腫」、「子宮腺筋症」、「骨盤内炎症(クラミジア)」など、特定の婦人科系の病気が原因で月経困難症を発症している場合です。

器質性月経困難症は20代後半頃から多くなると言われており、痛みは生理の初日から生理終わり頃まで続き、ときには月経時以外でも痛みがあることもあります。

その病気を治療することで、月経困難症の症状もあらわれなくなります。


子宮内膜症は、不妊症を引き起こすとも言われており、どんな疾患であれ早めに治療をすることが大切ですので、まずは婦人科など病院に行ってみましょう。


月経困難症の、病院での検査や治療方法


月経困難症の疑いがあって婦人科を受診した場合、問診をはじめ尿検査や血液検査、血圧測定、内診、超音波検査などが行われることとなります。


治療方法としては、機能性月経困難症でも器質性月経困難症でも、もちろん根本的な原因に対する治療はそれぞれ異なりますが、不快な症状に関しての「対症療法」については同じです。

痛みに対しては痛み止めなどの鎮痛剤、または症状に合わせて芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)や当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)などの漢方薬が使われることもあります。


それに加えて、「内分泌療法」といってLEP製剤、黄体ホルモン剤、GnRHアゴニストなどのホルモン剤での治療が病院で行われます。


月経困難症の緩和方法


まずは月経困難症の原因ともなっている冷え、ストレス、ホルモンバランスの乱れに注意することで、規則正しい生活や十分な睡眠、バランスのとれた食生活は基本中の基本。

ストレスを溜めないことだったり、リラックス出来る時間を作ったりと、自分なりに出来ることから生活を改善していくことが大切なんです。



月経困難症を緩和する方法は他にもいろいろあるんですが、月経前困難症の緩和方法はPMS(月経前症候群)の緩和方法とほとんど同じですので、詳しくはこちらのページPMSのさまざまな対処法を参考にどうぞ☆


生理痛は、この他にも原因がある?


例えば、腹痛や頭痛、腰痛などの身体の不調、イライラ、情緒不安定などの精神的な不調の症状が起きるのが生理の前なら、それは「PMS(月経前症候群)」や、「PMDD(月経前不快気分障害)」かもしれません。

PMSについてはこちら「PMS/生理前(月経前)症候群」とは?もしかしてPMS?代表的な症状のチェックシート、PMDDについてはこちらのページ心の症状がヒドイ...「PMDD(月経前不快気分障害)」とは?PMSとの違いと対処法へどうぞ。


また、生理の前は前でも、排卵期である排卵日前後の3日間に起きる痛みの場合は、「排卵痛」と呼ばれる、排卵時に卵子が卵胞を破る痛みであったり、卵巣の腫れによる痛みの可能性があります。

この排卵痛と生理痛との違いは、排卵痛の場合は下腹全体が痛いときもあれば、片方の卵巣付近のみ痛いこともあるそうです。

排卵出血といって、排卵時に卵子が卵胞を破ることによって少し出血することもあります。



さらに、生理前や生理中の腹痛は、妊娠の可能性もあります。

妊娠している場合、受精卵が着床することによって起きる「着床出血」や「着床痛」があったりと、妊娠初期症状として腹痛などが起きることもあります。


生理痛といっても、痛みが現れる時期や痛みの場所、その他の症状によって、しっかりと見極めていきましょう。(´vωv`*)



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