PMS(月経前症候群)の基礎知識/症状別?

PMSの症状が出る時期(発症時期)と、ホルモンバランスとの関係。PMSの原因は何?なぜ個人差があるの?

さまざまな症状が出るPMS。

具体的な症状については、こちらのページ「PMS/生理前(月経前)症候群」とは?もしかしてPMS?代表的な症状のチェックシートでお話しましたので、次はPMSの症状が出る時期と女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンなどとのホルモンバランスとPMSの関係について解説していきますね。(*´ω`*)


PMSの症状が出やすい時期っていつ?ホルモンバランスとの関係


PMSは、原因の1つに女性ホルモンが影響していると書きましたが、この女性ホルモンには(1)卵胞ホルモンの「エストロゲン」と、(2)黄体ホルモンの「プロゲステロン」があります。


(1)エストロゲン
卵胞ホルモンのエストロゲンは、子宮内膜を厚くしたり女性らしいカラダ作りをするホルモンです。
その他に、基礎体温を下げたり自律神経のバランスを整えたりする働きもあります。

脳や皮膚、骨などの働きにも大きく関わっています。

エストロゲンが分泌されるのは、妊娠しやすいと言われている時期、つまり生理の終わり頃から分泌が増え始め、排卵直前が分泌量のピークとなります。

この時期は、比較的に心身ともに安定していて、体調がいいと感じる女性も多いです。


(2)プロゲステロン
黄体ホルモンのプロゲステロンは、子宮内膜の厚みを維持して、受精卵が着床しやすい状態にするなど、妊娠を助ける働きをするホルモンです。

また、基礎体温を上げたり体内の水分の保持、食欲増進などの働きもあります。

プロゲステロンが分泌される時期は、排卵後から次の生理が始まるまでの期間にかけてで、この時期は黄体期と呼ばれており、基礎体温も高くなっています。

プロゲステロンの分泌が急激に変動するこの黄体期の時期に、体の不調を感じやすく、PMSが発症する時期でもあります。


このように、PMSは女性ホルモンと関係していることと、PMSが発症する時期についてはこれでわかりましたね。

わかりやすいよう図で説明するとこんな感じです☆↓


私もはじめはかなりわかりずらかったのですが、こうしてグラフにすると、基礎体温と女性ホルモンの分泌量との関係がわかりやすいですよね。(*´ω`*)

つまりPMS(月経前症候群)のさまざまな不調は、生理の3日から10日前に起きやすく、生理が始まるのと同時に症状は弱まっていくものです。


PMSはまだまだ解明されていない部分もあったりしますが、こうして症状が出やすい時期などをしっておくことで、自分で対策も取りやすくなると思います。


そのために、PMSと向き合う第1歩として、まずは基礎体温を計る習慣をつけるのも大切です。
基礎体温については、こちらのページ生理周期が長い・短い?これって病気?妊娠?/排卵日の計算方法、基礎体温の測り方!を参考にどうぞ。


PMS発症の3つの原因


PMSの原因として考えられているのが、以下の3つです。

(1)プロゲステロンの影響
黄体ホルモンであるプロゲステロンが、脳内物質(GABA)や水分代謝に影響を与えるため、カラダも心も不調、不安定な状態になるです。


(2)脳内物質の低下
排卵後に、「エストロゲン」という卵胞ホルモンの分泌が減ることで、通称"幸せホルモン"と呼ばれる喜びや幸福感を感じたり精神の安定をはかる脳内物質の「セロトニン」というホルモンが急激に低下することによって、うつ状態やネガティブ思考を引き起こします。

実際、PMSの患者さんにはこのセロトニン欠乏になっている人は多いそうです。


(3)ビタミンなどの微量栄養素の欠乏
PMSは、ビタミン・ミネラルなどの微量栄養素の欠乏状態にあるとも言われています。
ビタミンなどが欠乏するのは、喫煙なども関係してくるため、どれも単体では解説できないお話ばかりです...。


このようにPMSの原因は3つと書きましたが、原因がプロゲステロンなどとするとそもそもプロゲステロンなどの女性ホルモンは、女性なら分泌されるのは当たり前ですよね。

PMSで苦しんでいる私たちからすると、どうしてもプロゲステロンを悪者のように感じてしまいますが...。(T_T)


プロゲステロンは、PMSの原因としても考えられているものの、女性の妊娠や出産にはなくてはならない存在ですから、一概にプロゲステロンは私たちにとって悪者ってわけではないんです。

PMSの症状自体には個人差がありますし、同じ女性でもPMSの人とPMSではない人がいるということは、PMSの原因として考えられるのは、プロゲステロンだけではないということです。


そこで、PMS症状の要因として深く関係していると言われているものについて、さらに詳しくこちらPMSになりやすい人の特徴、PMSを悪化させる要因は?性格や行動で解説していますので、ぜひ読んでみてくださいね。


PMSは、人によってなぜここまで個人差があるの?


デリケートな女性のカラダは、女性ホルモンの影響を受けてさまざまな症状として現れてしまいます。

しかし、同じ女性にも関わらず、PMSの症状は私のようにとっても重い症状の方もいれば、症状の自覚はあるものの生活に支障が出るほどでもない女性、または全くPMSではない女性など、個人差がありますよね。

さらに、PMSの症状に悩まされている女性でも、その月その月で症状の重い・軽い、症状の数などが違ったりすることもあると思います。


なぜPMSはここまで個人差があったり、その月によって症状の出方が異なったりするのでしょうか。


PMSの原因として女性ホルモンが関係していることは明らかですが、その他にその人の体質や体調、性格、ストレスなどの精神的なものなど、さまざまな要因が複雑に関係し合い、PMSの症状を引き起こしているそうです。

だから、PMSは人それぞれで個人差があり、精神的な要因なども関係することで毎月症状が違ったりもするんですね。

この点に関しては、こちらのページPMSになりやすい人の特徴、PMSを悪化させる要因は?性格や行動でも解説しています。



PMSと関わりがあるのは、ホルモンバランスだけではないんですね...。


ライフステージや年齢でも変化するPMS


女性のカラダは、生理が始まったばかりの青春期や、妊娠や出産に備えた性成熟期と呼ばれる18歳から45歳、その後更年期を迎えたりと、人生のうちにライフステージも変化していきますね。

PMSは、18歳から45歳までのこの性成熟期に症状が発症し、20代のPMSの症状はカラダに感じる不調が強く、30代のPMS症状はココロの症状が強いと言われています。


年代の中でも30代のPMSは、"30代中期症候群"と呼ばれるほど、ココロのPMS症状が重く・強く感じることが多いそうです。

確かに女性の30代ともあれば、子育てをしつつ仕事をしたりと、私生活でも忙しすぎるあまりに気持ちに余裕がなくなることも多い年代だと思います。

私もそうですが、結婚や出産、子育てにも追われつつ、仕事にもドタバタでため息をつくゆとりさえ...という感じでした。


また、PMSに関係があるのは年齢やライフステージの他に"出産の経験の有無"なども関係します。

PMSは、出産をしたことのある女性の方がココロの症状が大きく、出産したことがない女性にはカラダの症状が強いそうです。
ホントに、PMSは一概に一言では説明しきれないものですね。(´・ω・`)



PMSに関しては本当に疑問が多くて、私も自分の体のことなのに不安なことやわからないことでいっぱいでした。

「これは何なんだろう?」「なんで私だけ?」とわからないことだらけだと、余計に気持ちが辛くなると思います。
「だからこうなんだ」、「そういうことね!」と、少しずつでも知っていくことで、ココロの重荷も少しだけ軽くなります(^^)


私もはじめは何もわからないことだらけで、まずは自分のことを少しずつ知ることからスタートしたので、自分のことはまずは自分がしっかり理解してわかってあげることって、とっても大切だと思います(*^_^*)


PMSに悩んでいるのはアナタだけではありません。
無理せずがんばっていきましょうね!



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