PMS(月経前症候群)の基礎知識/症状別?

生理前後の辛い頭痛、PMSとの関係は?さまざまな原因とその対処法について

生理前になるとココロにもカラダにも不調をもたらすPMSですが、このページではPMSの症状の中でも頭痛についてピックアップしていこうと思います。

私は仕事がデスクワークのため、日頃から頭痛も肩こりも腰痛もかなりヒドいタイプなので、頭痛や腰痛がしてもロキソニンなどの鎮痛剤を飲んで終わりにしてしまうことも多かったです。



私のような人って結構多いと思いますが、確かに仕事柄や体質などによってこういった症状になりやすい方もいますが、そういった症状を生理前に感じるのであれば、それは原因がPMSである可能性が高いです。


その辛い頭痛、原因はPMS?それとも?


日本人の4人に1人は頭痛持ちだと言われるほど、日本人にとって頭痛は身近な症状であり、頭痛の原因にもさまざまなものがあります。

日常的に、慢性的に起きる頭痛は慢性頭痛と呼ばれ、慢性頭痛は主に片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3つのタイプに分けることができます。


頭痛といっても、この3つのうちどのタイプの頭痛かによって、その対処法は変わってきますし、間違った対処法を続けていると、かえって逆効果になることもあります。

まずは、自分の頭痛がどのタイプかを知ることからはじめましょう!


●頭痛のタイプ(1)片頭痛
片頭痛は、痛みを感じる前に光がチカチカするような眩しさや、視界の見えづらさなどの"閃輝暗点"と呼ばれる前兆のある偏頭痛と、前兆のない偏頭痛に分けられます。

片頭痛は、頭の血管の拡張など誘因となるものは人それぞれいろいろありますが、PMSが原因によって起きる頭痛の多くは、この片頭痛であると言われています。

その他に、天候も関係していると言われていて、これは雨が降る前など悪天候時や、梅雨、季節の変わり目などの急激な気圧の変化が、脳内血管が拡張し、周辺の神経を刺激することが、片頭痛の原因にもなっています。


片頭痛は女性に多く、緊張型頭痛よりも起こりやすく、少ない人だと月に1から2回程度、多い人だと週に1から2回ほどの頻度で発生する頭痛です。

だいたい頭痛を感じ始めてから1時間前後で痛みはピークに達して、数時間から数日痛みが続き、症状としては脈に合わせて波打つようなズキズキとした痛みが特徴です。


●頭痛のタイプ(2)緊張型頭痛
緊張型頭痛とは、後頭部や頭全体を締め付けられているような鈍痛で、年に数回程度の頻度で発生しますが、痛み自体は30分ほどでなくなってしまう人もいれば、1日中痛みが持続する人もいます。

頭痛と共に肩や首の筋肉のこりや、めまい、倦怠感を感じる人もいます。

緊張型頭痛の原因は、精神的ストレスや身体的ストレスであることから、"ストレス頭痛"とも呼ばれ、偏頭痛のような前兆は特にありません。

また、片頭痛と緊張型頭痛の両方を持っている人も多いです。


●頭痛のタイプ(3)群発頭痛
群発頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛と比べると患者数はかなり少なく、発作はある一定の期間に1ヶ月前後毎日集中的に起きる頭痛のことです。

特徴としては、群発頭痛は女性よりも20代から40代の男性に多くみられ、頭の片方だけに激痛があり、痛みは目がえぐられるような感覚になるほど耐えられないほどの強い痛みです。

痛みが強すぎてじっとしていられず、動きまわって痛みを紛らわせたりする人が多く、原因としてはアルコールやタバコなどがあります。




一言で頭痛と言っても、痛む場所や発作の頻度、頭痛の前兆などに違いがあるんですね。

また、女性に多い片頭痛の場合、「もともと頭痛があるから」とただの頭痛だと判断してしまっていると、PMSのように実はその頭痛は他の原因からくるものであったりします。


頭痛が起きる時期が生理周期と関係しているなら、それはPMSが原因かも?!


どんな頭痛も、原因が同じものだと自己判断してしまいがちですが、もしあなたの頭痛が片頭痛で、痛みが出る時期が"生理前と生理中"であるなら、その頭痛はPMSが原因である可能性が高いです。

PMSと呼ばれる月経前症候群は、生理の周期に合わせて分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの分泌量に大きく関係しています。


しかし実際のところ、PMSが原因の頭痛を抱えていながらも、自分の頭痛がPMSと関係していると理解している女性は少なく、頭痛と生理とは関係がないと思っている女性がほとんどなんです。


PMSとこの2つの女性ホルモンがどんなものかは、この画像とともにこちらのページPMSの症状が出る時期(発症時期)と、ホルモンバランスとの関係。PMSの原因は何?なぜ個人差があるの?で詳しくお話していますが、PMSによる頭痛は卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌量が大きく関わっています。

画像を見てもらうとわかるように、このエストロゲンは排卵日前に分泌量がピークに達し、排卵日を過ぎた直後に分泌量は急降下し、さらに再び排卵後に増えたのち、生理前に減少しています。


このエストロゲンの分泌量が急激に減少するタイミングと共に、脳内物質であるセロトニンも減少することで脳内血管の拡張し、それが頭痛となって現れます。



もともと片頭痛持ちの人だとなかなか判断しづらいんですが、頭痛がする時期がこの生理周期のうちの排卵日後と生理前のタイミングと一致しているなら、それはPMSによる頭痛である可能性が高いです。


さまざまな頭痛の対処法


はじめに、PMSが原因の頭痛の場合の対処法は、頭痛の対策というよりはPMSの対策や予防を行っていくことで、頭痛の症状も緩和されると思います。

PMSの対策としてはしっかりと睡眠をとること、精神的なストレスを溜めないようにすること、規則正しい生活リズムを送ることなどが大切です。


次に、一般的な片頭痛や緊張型頭痛の対処法についてですが、このページの冒頭でお話した通り、ただ一言で頭痛と言っても自分の頭痛のタイプに合った対処法をしなければ、どんなに頑張って対策をしても返って逆効果となることがあります。


どういうことかというと、(1)片頭痛の対処法としては頭痛がする部分を冷却剤などを当てて冷やしたりして、血管の拡張を抑える方法に対して、(2)緊張型頭痛の対処法は、ホットパックやマッサージなどで頭部や肩などを温めて、血行を促進させることであるため、この2つの頭痛の対処法は、真逆のものなんです。




自分の頭痛のタイプを知らないで間違った対処法を続けていると、頭痛は収まるどころか悪化させてしまう可能性があるということですね。

また片頭痛の対処法としては、コーヒーを飲んだりすることで血管の拡張を抑える応急処置などもありますが、コーヒーの飲み過ぎはPMSの対策としては逆効果になります。

PMSによる片頭痛の対策がしたい方は、一般的な片頭痛の対策をしているとPMSの改善の妨げになることもあるので、注意して行いましょう。


群発頭痛の対処法としては、群発頭痛の原因でもあるアルコールやタバコなどを、群発期間中にはこれらを避けることで、ある程度発生リスクを抑えることができると言われています。



私もそうなんですが、頭痛がヒドいと仕事も家事も手につかず、落ち着くまで寝込んでしまったりしますよね。

頭痛がヒドいことでそれが余計にストレスになってしまったりするんですが、頭痛がしたときの自分なりの安静の仕方や、楽な姿勢、気持ちをリラックスさせる方法などを見つけておくと、少しずつ辛い頭痛を回避していけるはずです。






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